「どうして男はただの会話に上から目線でアドバイスしてくるのかしら?」君と僕の大切な話*2巻
前回に引き続き、天然ストーカー女子相沢さんとローテンション眼鏡男子東くんの会話劇。
手作りのダメだししたり、東くんの友人の恋愛相談にのったりするうちに少しずつ距離が縮まるふたり。
今回からは舞台が駅のホーム→高校に移動し、だんだんと登場人物が増えていく。
駅のホームのベンチ→高校敷地内のベンチに移動しても、「弁当こそ人生の喜びだと思うんだ」などの会話が続く。
しかし高校生が校内でふたりでそんなことしてたら周りが騒ぎだしますよね
東くんのクラスメイトの女子3人組が、「仲間にいーれーてー(はーと)」と話しかけてくるが東くんはにらみつけてムシ。
相沢さんが心配するも、「女子は何かとハッキリ白黒つけたがるからな…」「その点男同士は平和だよ」とつぶやく。
2巻は
・「だいたい女子って女扱いしないと怒るわりに女扱いしても怒りますよね!」→「もう…」
・東くんは女子のスカートの中に興味あるの?
・女が泣いて喜ぶデートってこうだよ!→「ぶっちゃけ好きな人とだったら何やったって楽しいよねー」
という、「あるある!」な内容になっています。
そして、1巻から登場していたたまきクン。
イケメンでみんなにちやほやされていて、それを変えたいと髪型を玉ねぎ風にします。が、それでも「…やっぱり愛されてしまうんだ」とちやほやされまくっています。
たまきクンが自分を変えてみようととった行動に、相沢さんがその髪型は勇気の証だったのね、とたまきクンに「とても格好いいわ その髪型」と伝えます。
たまきくんの些細な一歩をほめた相沢さん…たまきクンがどうやら…?
と少女漫画的展開が深まる内容でした!
著者:ろびこ
発行:株式会社講談社
ISBN:978ー4ー06ー365899ー6