「そこでレイコは妖怪相手に憂さ晴らしをはじめたのさ」夏目友人帳*1巻
幼い頃に両親を亡くした夏目。親戚中をたらい回しにされていた彼は時々変なもの(妖怪)が見え、それを大人達には理解してもらえなかった。
悪意を持って追いかけてくる妖怪から逃げている最中、夏目は祠の周りのしめ縄を切ってしまう。焦った夏目だったが、そこには招き猫が封じられていた。
招き猫は男である夏目を見て「お前 夏目レイコじゃないか…」と驚くのであった。
夏目はレイコが祖母の名であることを伝える。招き猫はレイコが夏目と同じように妖怪が見えたこと、それでひとりでいたこと、妖怪相手に憂さ晴らしをはじめたと語りだす。
妖怪達にかたっぱしから勝負を挑んだレイコは、その強い妖力で妖怪達を打ち負かした。彼女は勝負に負けた方が子分になると約束し、それを守らせるために紙に名を書かせた。
その紙を持つ者に名を呼ばれ命令を受けると逆らうことができない。
そんな紙を集めた「友人帳」。夏目は祖母の遺品としてそれを持っていた。
友人帳に書かれた妖怪達が夏目の元に集まってくる。
何度もクールアニメ化される人気作です。
夏目は子供の頃から妖怪が見え、それゆえに孤独だったのですが、祖母レイコも同じだったと知ります。夏目はレイコの友人帳をきっかけに妖怪と深く交流を持っていきます。
招き猫のニャンコ先生が可愛いです。
霊とか妖怪とかって、昔見たかったです。見えなかったけど。
小学生の頃って、霊が見えているフリする友達とかいませんでした?
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/10/05
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (314件) を見る
著者:緑川ゆき
発行所:白泉社
ISBN:9784592171584